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家 主 像

  • Author:奥の家♂
  • 1999年7月5日に四国に上陸しました。
    巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
    そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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軽トラで1晩1000キロ走破したことありますか?前編 

突然ですが、四万十川、遠いなあ、と実感したことがあります。

まあ、移住する前に、自転車を自分の足でこいで来たことがあるので、その遠さは分かっているつもりでした。

が、

軽トラで東京に帰った時には、まだですか、まだですか、と恨み節が出るくらい遠かったです。

え、どうして軽トラで帰ったのか、ですって・・・・

まだ、移住して間もない頃でした。

作業を終えて、倉庫に戻ると、1通のFAXが届いていました。

父が倒れて、生死の境にある、と・・・

早速、実家に電話すると、兄嫁が連絡を待っていてくれて、状況を説明してくれました。

詳しいことは、ここでは省きますが、とりあえず今手術中で、今晩が峠らしい・・・と。

・・・・・

・・・・

・・・

・・



帰らなきゃ・・・


でも、どうやって??

朝まで待って飛行機で帰るか・・・乗れるかどうか分からない(泣)。

電車で帰るか・・・もう無いや(泣、泣)。

じゃ、もう車しかないね。と言っても、その当時の愛車は、軽トラックが一台あるのみです。

まあ、何とかなるだろう、車であることには変わりないし、ともかく一刻も早く帰らなきゃ、

ということで、軽トラで東京まで帰ることにしました。

しかし、銀行のATMも閉まっているので、お金がありませんので、急遽もと居た研修塾の塾長さんに連絡して、お金を貸してくださいと頼み、資金調達しました。

出発した時間が夜7時過ぎだったでしょうか。

とりあえず瀬戸大橋を渡って四国脱出しました。まだ、この頃は焦って事故起こしたら元も子もないので、気持ちに余裕を持つようにしていました。
まあ、瀬戸大橋では、風で飛ばされるかと思いましたが・・・

大阪、京都を過ぎる頃は、見慣れた土地(京都にしばらく住んでいたことがありました)に来たなあ、と気が張って来ました。

ところが、東名高速に入った頃になると、走ったことが何度もあった道だけど、だからこそ、まだどれだけかかるのか分かるので、完全にグロッキー寸前になりました。

首都高に入った頃は、完全にラッシュアワーに激突し、ちっとも進まない。
これがもう一番つらいですね。
しかも、今頃ひょっとしら父が亡くなっているかもしれないと思うと、気が気ではありませんでした。(よく事故しなかったものです)
当時は、携帯電話なんか持っていませんでしたので、連絡もつかないし・・・

ようやく9時過ぎに病院に到着して、急いで父親のいるICUに行くと・・・

おう、奥の家♂帰ってきたのか、どうかしたのか?

と第一声が告げられました。

この時点で、こちらが別の世界に行きそうになりました。

まあ、幸いなことに、何とか一命を取り留めて、後遺症もあまりなく退院できたのですが、今までの人生であれが一番きつい移動でしたね。

ちなみに、愛媛ナンバーの軽トラがずっと止まっている(3週間くらい滞在しました)ので、ご近所の人、駐車場の人、道行く人、等々、すごく怪しまれました。ご近所の人、通報しそうになったそうです(笑)。

ちなみに、やっぱり飛行機は速いです。
以前の仕事の関係で、何度も羽田空港と高知龍馬空港(または、松山空港)を往復したのですが、本当に近く感じます。
確かに、空港までは、車で2時間半ぐらいかかりますが、飛行機に乗っているのは1時間くらいですからね。
感じ的には、ちょっと遠くの友人の家に来たぐらいの気分になります。


四万十川、今日の一枚。(クリックすると画像が大きくなります。)




場所は、高知県四万十市西土佐口屋内の口屋内沈下橋です。
嘗ては、木材の集積場としてにぎわっていたそうです。
右奥に見えるのは、日本最後の最後の清流と言われる黒尊川です。
ここで、合流するんです。

2年半前に、この地区に農家レストランしゃえんじりが開業しました。
地元の料理がバイキング形式で食べられ、とても美味しいです。奥の家にお客さんが来た時は、いつもご案内しています。

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軽トラで1晩100キロ走破したことはありますか?後編 

さて、行ったからには、帰って来なければなりません。

四万十川から東京まで軽トラで走って、もうコリゴリだったので、帰りの便ではフェリーを使うことにしました。

東九オーシャンフェリーを使えば、東京から徳島までは、船旅になります。
徳島から四万十川まででしたら、かなり楽チンです。

というわけで、晴海のフェリーターミナルに向かったのですが、

走り出してから思い出しました。

銀座4丁目のど真ん中を軽トラで走らないといけないのだ、と。



しかも、しかも、です。

荷台には、布団やら机やらタンスやらを満載した状態で・・・(泣)



こちらでも書きましたが、そもそもリトルカブに最低限の着替えだけを乗せて四国に上陸したのです。1年間の研修中に、多少荷物は増えましたし、色々物をもらったりもしたのですが、家財道具が殆ど無い状態で、寝袋ですごしていたのです。

軽トラで帰ったのは、不幸中の幸いということで、実家にあった家財道具を軽トラに積んで帰ることにしたのです。

というわけで、東京のど真ん中を、家財道具を満載した愛媛ナンバーの軽トラが闊歩するという奇妙な光景が完成したのです。

きっと、周囲の人たちは、

夜逃げ

だと思っていたことでしょう。

実際、警察に呼び止められたし・・・・(汗)

まあ、過積載というわけでは無かったですし、すぐに開放してもらえましたが・・・・(笑)


四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)



場所は、愛媛県北宇和郡松野町にある葛川沈下橋です。
四万十川最大の支流である広見川にかかる数少ない沈下橋の1つです。
3年前の台風で、橋桁の一部が流されてしまい、画像のような状況に今あります。
ちなみに、この橋は、壊れる以前から使用されていませんでした。画像を撮った橋が隣にあり、そちらの橋が現在の生活道で、沈下橋は、渡っても、道が切れています。

もう直すことは無いのでしょうか?

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子が子なら、親も親 

さて、倉庫の中に部屋を作ってから、いよいよ待望の冬がやってまいりました。

あ〜〜〜、寒い、寒い。

でも、我慢できない寒さでは全然ありません。

確かに、部屋の中で白い息が出ていましたけど・・・

確かに、部屋の桶の水は凍っていましたけど・・・・

確かに、雪が部屋の中に舞い込んできていましたけど・・・

心頭滅却すれば、全然平気です。

あ、ちなみに、暖房は、コタツと石油ファンヒーターでした。

コタツは、コタツの中だけを暖房するので、部屋の断熱はあまり関係ありませんので、使えそうです。(さすが、日本伝統の暖房器具、敬服します。)
が、いったん足を入ると、今度は出るのがきついので、実際はあまり使いませんでした。ともかくコタツに入っていないところが寒いので、顔以外全身が入ってしまうようになってしまい、何も出来なくなってしまうので・・・

石油ファンヒーターの方がむしろ重宝しました。もちろん、全く部屋は暖まらないのですが、毛布をひざにかけて、足元に熱風をかけると、コタツに近い状態になって、机の上での仕事が何とかできました。

まあ、こんな感じで、冬の寒さの問題は解決しました。

めでたし、めでたし!!


ちなみに、私の兄が正月に遊びに来た時に、この倉庫の部屋に泊まったら、と勧めてみましたら、こう言われました。

お前の部屋に居ると、気持ちがマイナスになる!!

気持ちがマイナスになる部屋にずっと住んでいるかわいい弟はどうなるんじゃい、と突っ込みたくなりますが、そう言って、滞在時間2時間程度で、私が予約した宿屋に向かっていきました。
(正月は、宿泊費が安い民宿などはみんな休んでしまっているので、無理言ってお願いしないといけないので、倉庫の部屋に泊めようとしたのですが・・・)

まあ、気持ちは分からないでもありませんが・・・

風呂ないし・・・

青空トイレならぬ、寒空トイレだし・・・

まあ、普通の神経を有する人ならば、たとえ1晩でも、朝の用足しで、スコップ渡されたら、気持ちがマイナスになります。

血を分けた兄弟とはいえ、仕方ないかな・・・

ところで、どうして兄は私の居住環境のことを知っていたのでしょう?

実を言うと、春先ごろに、両親と兄夫婦で私の所に遊びに、というより、様子を見に来ていたのです。

そりゃ、両親からすればかわいい息子、兄からすればかわいい弟が四国の山奥で倉庫に住んでいると聞けば、様子を見に行きたくなるのが人情です。

その際、倉庫の中の部屋を見て、母親が一言!

こりゃ、結構立派な所に住んでいるわね、これなら取り敢えず大丈夫ね!

そして、何故か安心して東京に帰って行きました。

あ〜〜、子が子なら、親も親だなあ。


四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

四万十川の風景 口屋内

場所は、高知県四万十市西土佐口屋内の河原です。
川岸に杭が打ちつけてあります。
多分、舟の係留のためだと思うのですが、何故なのかは知りません。

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サルに包囲されるの巻 

ところで、サルと言えば、以前男三人で滑床渓谷でキャンプをした時のことが思い浮かばれます。

何故に男3人でキャンプをしたかというと、それは滑床渓谷で沢登り、もしくはシャワークライミングをするためだったのですが、このことはまたの機会にでも・・・

話戻

それは、昨年の7月初旬の平日でした。

まだ、キャンプ場には、私たち以外誰もいませんでした。

まあ、7月とはいえ、平日です、当然といえば、当然ですが・・・

朝起きて、三人で朝食の準備をしていると・・・・

キャンプ場の風景

昨夜の夕飯の時には現れなかったので大丈夫かな、と思っていたら・・・

案の定、サルがちらほらと現れました。

もちろん、ここにいるのは、屈強な男3人です。
威嚇すれば、即座に逃げて行きます。

が、しつこい。

追い払っても、追い払っても、何度でもやって来ます。
追いかけようと、石を投げようと、棒を振り回そうと、何度も何度もやって来ます。
そりゃ、そうです。他にキャンプしている人はいないのですから、私たちから食料を調達する以外にないのですから、おサルさんも必死です。

いわゆる単独目標というやつです。

しかし、追い払う度に、気付くことがありました。

だんだん増えていない?

そうなんです。最初は2,3匹だったんですが、気が付いたら、多分・・・

30匹、いやいや50匹くらいいたんじゃないでしょうか?

数えたわけではありませんが、多分これぐらいはいた筈です。

なにせ、完全に包囲されていましたから・・・


最初は、寄って来る猿たちの方だけを気にしていればよかったのですが、段々と6匹ぐらいの猿グループが至る所に散在しているんです。

しかも、です。

あちらのグループの猿が近づいてきたので、追いかけて行ったら・・・・
反対側から別のグループが猛スピードで近づいてくるんです。

周囲に散在している猿のグループが一斉に騒ぎ出したので、何事が起きたとウロウロ見回していると・・・・
その隙に猿がこっそり近づいてくるんです。

いわゆる、連携作戦というやつです。

そんな完全包囲の中で、とうとう被害が・・・・

食事を終えてコーヒーを飲んで一息ついていたら、ふと気付くと・・・・

テーブルの下から猿の手がニョキっと出ていました。

盗られた〜〜〜

もう気付いて追いかけた時には、はるか彼方でした。

まあ、盗られたのは、インスタントコーヒーのパックが入った袋でしたけど・・・・


おサルさん、滅茶苦茶頭がいいです。

                                  ・・・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

四万十川の風景

場所は、高知県四万十市西土佐江川崎付近です。
雲が立ち込める中、夕焼けが染まっています。

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鹿が増えて来たといえば、心配なことが・・・(前編) 

さて、こちらでも書きましたが、ここ最近四万十川流域でもシカが増えてきました。

シカが増えてくると、もちろん畑の食害が一番心配です。
我が家の庭の家庭菜園が食べられている内は、まだまだ余裕がありますが、売物とすべき野菜が食べられた日には、明日の生活が危うくなります。

が、これ以外にも心配なことがあります。それは・・・・

ヒル(蛭)

です。

そう、人の生き血を吸う、あのヒルです。


近年、ヒルの大発生が日本各地で起きていますが、ヒルが棲息範囲を広げる要因の1つに、シカの増加が上げられています。

こちらにも書かれていますが、シカの蹄の間に寄生することで、その棲息範囲を広げるらしいです。昔の人は、「シカの糞からヒルが湧く」と言っていたそうですが、どうもこれは的を射ているようです。

ですので、シカが増加したとなると、ヒルも付いて来る可能性が大なわけです。

幸い、まだここら辺でヒルを見かけることは無いのですが、ヒルが発生した時のことを思い浮かべると・・・

あ〜〜〜生きた心地がしない。

というのも、私奥の家♂は、かつてヒルが大発生している山を訪れたことがあるからです。

そこは、千葉県の房総南東部の某所だったのですが、その時に味わった恐怖と言ったら・・・

思い出しただけで、身の毛がよだちます。

  つづく

                                 ・・・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

四万十川の風景

場所は、高知県四万十町(旧十和村)です。
四万十トンネルを抜けると、遠方に予土線の鉄橋が見えます。
ちょうど汽車(電車ではありません。)が通っていました。

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