さて、鶏小屋作りも、いよいよ棟上に入ってまいりました。

大分全体像が見えてきましたが、実を言うと、屋根作りが結構大変なので、もう少し時間がかかります。
しかし、本当に角材の造作は楽でいいです。
以前の鶏小屋は、間伐材の丸太を使っていたので、大変でした。

確かに、タダだったので、金銭的には助かるのですが、この間伐材は、自分で山から切り出していたので、滅茶苦茶大変でした。
そうなんです、自分で山から切り出していたんです。ちょっとイメージがわきづらいかもしれません。
林業体験の一環で、間伐体験などがよく行われていますが、あのような場合で切られる木は、かなり手入れがされていて、しかもノコギリで切れるくらいまだまだ細いものです。
素人が山から木を切り出すのは、とても労力がいりますし、そもそも滅茶苦茶危険なのです。今だからこそ分かりますが、林業作業者のテクニックは、とてもすごいものですし、素人がおいそれと真似できるものではありません。
そんな危険も知らない東京育ちの愚かな私は、裏山の間伐材はタダという魅力に引かれて、自分で切り出すことにしたのです。
チェーンソーを携えて・・・
つづく
四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

場所は、高知県四万十市西土佐西ヶ方です。
ここは、四万十川最大の支流広見川ですが、川底の石に苔がはえて、水とのコントラストを作っています。
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さて、裏山の杉林から木を切り出すことにしたのですが、
私、奥の家♂は、東京生まれの東京育ちです。
当然、間伐材の切り方など知りません。
それどころか、チェーンソーの使い方すら殆ど知りません。
どうしよう??
・・・・・
・・・・
・・・
とりあえず、ハウツー本だな。
こちらでも書きましたが、本好きの私です。
分からないことがあれば、本で調べてみるのが第一です。
そうすると、木の切り方、チェーンソーの扱い方が載っています。
ふむ、ふむ、木は追い口をまず切って、それから反対側に切込みを入れて倒すのだな・・・
倒す方向は、谷側ではなく、山側の方にしないと危険なんだな・・・
チェーンソーは、キックバックに気をつけないといけないのだな・・・・
枝を落とすときは、幹を挟んでやるんだな・・・
等々・・・・
とりあえずやってみるか!!チェーンソーのエンジンをかけ、幹の山側に追い口を作り、いよいよ谷側からチェーンソーの刃を入れて、倒しにかかります。
・・・・
・・・
・・
杉の木、全然倒れません。それどころか、チェーンソーのバーが幹の切り口に挟まって全然取れません(泣)。
もうしょっぱなから如何ともしがたい状況になってしまいました。
どうする、俺?
四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

場所は、高知県四万十町(旧大正町)の上宮の沈下橋です。
「上宮」と書いて、「じょうぐう」と読みます。
窪川から大正に至る国道381は、横に四万十川の流れを携えて快走できるお薦めコースです。
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初めての方は、
こちらをどうぞ。
さて、いきりなりにっちもさっちも行かない状況に陥ってしまったのですが、どうしてなのでしょう?
まず、ちゃんと追い口も作って、幹も完全に切断されているにもどうして木は倒れなかったのでしょう?
同じ時に植えられた人工林は、基本的に皆同じ高さに成長しています。
まあ、もし成長の遅れた木があったとしても、それは枯れしまっていますので・・・
ということは、樹下では間隔があっても、樹上では枝と葉が密集して間隔が全く無いということです。そう、周囲の木の枝と複雑に絡み合っているのです。
だから、たとえ樹下で幹を切断しても、樹上では周囲の木の枝に引っかかって、ほぼ100パーセントそのままでは倒れません。
確かに、杉林の端からすべての木を切れるのならば別ですが、ここでやらなければいけないのは間伐です。つまり、杉林に等間隔で植えてある木を交互に切っていかなければならないのです。
しかも、です。
↓のような感じで、しっかり間伐されていたら、もう簡単に倒れます。

が、私が間伐しようとしている林は、枝打ちどころか、全く間伐されたことのない荒れた杉林だったのです。
まあ、タダで材をもらえるような林は、そんなものです。文句を言ったら罰が当たります。
ともかく、こんな林では、何もしなければ、ほぼ100パーセント木は倒れません。
じゃあ、ちゃんと追い口を作っていたにもかかわらず、どうしてチェーンソーは幹の切り口の間に挟まってしまったのでしょう?
四国の山は険しいです。間伐しようとしていた山ももちろん傾斜の厳しい、直線ではなかなか登れないほどの山です。
これがどういうことかというと、針葉樹の杉であっても、谷側に少し傾いているということなんです。
もうちょっと、詳しく説明します。
植物は、少しでも多くの太陽光を求めて成長して行くのはご存知の通りですが、傾斜地に生えていたら、当然山側よりも谷側の方が空間が広くなります。したがって、針葉樹であっても、傾斜地に植えられた杉は、少しでも太陽の光を求めて、谷側に反れて育って行くのです。しかも、枝の量も当然谷側の方が多くなります。
ですから、山側に倒そうとして、追い口を山側に作って谷側から切り込んでいっても、チェーンソーの刃で切り込んで倒れこむのは、重心がかかっている谷側の方になってしまうのです。すると、チェーンソーのバーは、根っこの幹の上にのしかかってきた幹の下敷きになるわけです。
こうなると、もう全く取れません。
あ〜〜〜今日は、単に理屈を並べただけで終わってしまった(汗)。
まあ、そんなことはともかく、
どうする、俺?四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

場所は、高知県四万十町(旧十和村)です。
奥に四万十川の流れが・・・
手前は田んぼに水が張られている状態です。
夕日の光が反射して、面白いコントラストになっています。
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初めての方は、その1・2・3をどうぞ!!
さて、山に木を切りに行って、いきなり危機的状況に陥ってしまった私、奥の家♂ですが、この状況をどう打破したのでしょう。
とりあえず、切れた幹を全体重をかけて揺らしてみました。
ちなみに、これは、とても危険なので、やめましょう。もし万が一、全体重をかけている時に幹が倒れて、それに挟まれでもしたらよくて大怪我、下手したら死にます。
まあ、私の場合、ビクともしませんでしたが・・・
次に、クサビを打ってみることにしました。
が、そもそも揺らしても全然動かない幹です。今更切り口にクサビを打ち込もうとしても、入り込むわけがありません。
あ〜〜〜幹に挟まれているチェーンソーの何とも哀れな姿・・・・ここで考えました。
無い知恵を振り絞って考えました。
・・・・
・・・
・・
・
そうだ!!ハウツー本にこう書かれていたのを思い出しました。
プロの林業家は、ワイヤーとかを使って自由自在に木を倒して行くと・・・
そう、そう、ワイヤーとウィンチを使えば、幹を倒すことは可能なんじゃないか、と。
善は急げ、です。
もちろん、ワイヤーとウィンチは持っていなかったので、とりあえずDIYに行って購入してきました。
それから早速、切った幹と隣の木の幹にワイヤーをかけ、ウィンチで引っ張ってみました。
動きました(喜)。まず、チェーンソーが取れました。
それから、更に引っ張ってみたら、木も倒れました。
なせば、なるものだなあ!!が、まだ木が倒れたに過ぎません。
これから、この木を山から降ろさなければなりません。
つづく・・・
四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

場所は、高知県四万十町(旧十和村)です。
遠くに見えるのは、芽吹手沈下橋です。
「芽吹手」と書いて、「かやぶくて」と読みます。
が、実はこれは通称で、正式名称は、新谷橋と言います。
入り口の看板にも、芽吹手沈下橋と書いてあるのですが・・・・
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ここのところの雨で出来なかった小屋作りを今日は出来ました。

ようやく、トタン屋根を張るところまで来ました。
今回は、切妻屋根にしたので、屋根の造作に思った以上に手間がかかってしまいました。
でも、片流れの屋根と違って、切妻屋根の小屋は、天井が高くなるし、見栄えがいいので、今回は試しに行ってみました。
まあ、これも角材だからこそ、やる気になる造作ですが・・・
丸太、しかも曲がった間伐材を使っていては、一棟建てるだけで、気が遠くなりそうになります。
本題に入りますが、木を切り、それを倒すところまでは行きました。
次は、この木を鶏小屋を作る場所まで移動させなければなりません。
幸い、鶏小屋の建築予定地のちょうど上の裏に間伐する山がありましたので、単純に上から下へ降ろすだけでよかったのです。
が、切ったばかりの生の木は、
滅茶苦茶重いのです。
乾燥したものに比して、何倍も重いのです。
ということは、2メートルの丸太にしたとしても、乾燥した材に換算したら、6メートルにも8メートルにも相当するということです。
これを降ろすのは、かなりの重労働です。
というより、そもそも1人で持てるような重さではありません。
じゃ、どうしたのでしょう???
もちろん、もっとも短い柱でも2メートルくらいはあるので、それよりも短くすることは出来ません。
・・・・
・・・
・・
・
強引に引きずり降ろしました。もともと急峻な山なのですから、つっかえを無くして上げれば、下には降りて行ってくれたのです。
まあ、下手をすると、これまた足を挟まれたりするので、結構危険なのですが・・・
つづく
ちょっと蛇足・・・・
奥の家♀が
↓のような感じで、バケツで稲を育ていたのですが・・・

ようやく、収穫していました。

普段は、布団が干してある物干しに
稲架がけ(はざがけ)がされていました・・・
四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)

場所は、高知県四万十市の勝間沈下橋の付近です。
四万十川の特徴といえば、清流だけでなく、とても入り組んだ蛇行した流れなのですが、この一枚では、その一端が見れます。
対岸の風景があたかも半島か島のように見えます。
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